1月26日(火)開催レポート
ごはんやday〜チーム加賀田〜は、大阪府下に緊急事態宣言が出されたことを受けて開催について検討してまいりました。
【食】することは不要不急に該当せずと、全国各地ではこども食堂が継続されております。ただ開催されている地域には、それぞれの背景があり、こども食堂という場の必要があることを知りました。
【手作りすること】に縛られることなく臨機応変に対応することとし、その上でこの「ごはんやday」を継続すべく感染予防対策をこれまで同様に徹底することを第一とし、スタッフ一同健康管理を行い開催することとしました。
1月26日のごはんやday〜チーム加賀田〜
無事開催できました。
緊急事態宣言が出されているので、おそとでの配付とのなりました。雨の中お越し下さりありがとうございました。
イズミヤさんに発注したお弁当の配布です。
お子様だけに、COOPさんから頂きましたマーブルチョコを入れされていただきました。数に限りがあり全員に配ることが出来ず申し訳ありません。
そして、この度ご縁がありスタッフブローチを作っていただきました!次回よりスタッフお揃いでつけております!
私たちの暮らす地区は、確かに目に見えて困りごとを抱えた世帯が多く居するわけではないかもしれません。
実際、ごはんやdayをご利用される方々はいわゆる生活困窮者ではありません。
どのような方でも利用できる場でなくては意味がないと考えたのには、私なりの理由があります。
困りごとを抱える方は、そのような方を対象とした場へ足を運ぶことを拒まれることがあります。それは、こどもであってもです。
誰もが利用できる場であることで、ようやく困難を抱えた方も足を踏み入れることが出来る…、そのようなケースも少なくないのです。事実、私自身は自らの環境を他者に知られないように装い、周りと同じであるかのように過ごそうとしていた…、そのようなこどもでした。
自らの経験もあって、ごはんやdayは対象を限定させていません。
この住宅地が開発された頃から暮らしてこられた方々が長くこの地域を守ってこられました。現在は高齢化が進み、若い世帯の割合は少ないです。
子育て中の世帯と祖父母世帯と世代がはっきり分かれているからでしょうか、若い世代は共働き家庭の割合も増加してきたこともあるでしょうか…、自治会などの地域コミュニティーに加わっていても、世代間の交流は希薄な地域であると感じています。
こども食堂としての機能だけではなく、誰でも参加できる、出会いの場、話ができる場が必要だと感じてきました。
コロナ禍となったことでますますニーズは高まっているのですが。このコロナの難しいところは、共に集う機会が奪われているということです。
現在のごはんやdayは、食事をお渡しする僅かな時間だけの関わりですが、地域の方とお会いして言葉を交わす…
今はこのような形であっても、続けていくことに意味があるのではないかと思っています。
このような時期になぜ開催をするのか?と疑問を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。
うまく言葉で説明できていないかもしれませんが、コロナ禍にあるときは、それに対応しながら継続することが、交流を断ち切らずにいける方法なのではないかと思っていますことをお伝え出来たらと長々書いてしまいました。
これからも、ごはんやday〜チーム加賀田〜の活動への御理解とご支援…、またご教授賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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